アテローム

炎症性粉瘤はすぐに除去できない?

   

粉瘤には発生個所や大きさなど様々ありますが、その中でも粉瘤の周囲が赤く腫れてしまい、激痛を伴う事があります。

この痛みの原因は何かというと、粉瘤自体が炎症を起こしてしまっているからです。炎症を起こしてしまった粉瘤は非常に厄介であり、手術をして粉瘤を除去しようとしても、それより先に粉瘤の炎症を抑えることが必要となり、抗生物質を飲みながら手術が出来る状態になるまで待たなければいけません。

炎症が治まるまでに個人差はありますが、大体は1~2週間程度が必要になります。
ですが、抗生物質を飲む以外にも自分で少しではありますが、炎症や痛みを抑えることができたり、炎症を起こしていない粉瘤の炎症を抑えたりすることができます。

炎症を起こした粉瘤への対処

 では、炎症を起こしている粉瘤に対する処置は何をすれば良いでしょうか。まず簡単なものとしては患部を冷やすことがあります。特に急性の炎症の時は適度に冷やしてあげることで痛みと共に炎症を多少ではありますが緩和させることが出来ます。ただし、冷やしすぎは良くありませんので、注意する必要があります。

 次に進行を進めない事ですが、これは炎症性だけではなく通常の粉瘤にも言えることではありますが、患部を刺激しない事です。

粉瘤は気になってしまう物ですので、つい無意識的に触れてしまうことがあります。触ったり撫でたりするくらいは問題ありませんが、粉瘤の中にある膿を出そうとしない事です。膿を出すこと自体は特に問題ありませんが、膿を出した時にそこから細菌が体内に入り込み、更に悪化させてしまう事があるので要注意です。

また、触りすぎても細菌が侵入することがあるので、触る時は大きさの確認をする程度にしておきましょう。

炎症性粉瘤の問題点

手術をするときは炎症性の粉瘤だけならば問題はないですが、炎症した箇所から化膿してしまうと、はくりぬき法による完全除去が難しいために、一度切開排膿により膿を取り出し、落ち着いてからのう胞を完全除去が必要となってきます。粉

瘤はそれ自体では良性の腫瘍であるために炎症や痛みなどが無ければ緊急性がないので放置しておいても問題ありませんが、炎症や痛みが出てからでは早急な治療ができない事もあります。放置しておいても問題ない可能性があるので、病院に行くか非常に判断に困る所ではあります。

それでも可能であるならば粉瘤を発見しだい医師に診察を受けて早めの完全除去、もしくは手術をして傷をつけたくない方は医師に相談をしてみる事をお勧めします。

 - 知識・情報

  関連記事

no image
アテロームの手術とその後

アテローム=粉瘤(ふんりゅう)とは、本来自然に剥げ落ちる垢などがなんらかの原因に …

no image
アテローム炎症起こすと破裂する場合もある

あまり聞きなれない言葉かもしれませんが、粉瘤(ふんりゅう)のことをアテロームとも …

no image
アテロームが出来やすい場所

アテロームとは粉瘤(ふんりゅう)のことで、本来は自然に剥げ落ちる垢や皮脂が剥げ落 …

no image
アテロームの摘出手術と入院

アテローム=粉瘤(ふんりゅう)は、垢などの老廃物が皮膚の下の袋にたまったものをい …

no image
アテロームが原因で起こる症状

アテロームは良性腫瘍 アテロームとは、粉瘤(ふんりゅう)のことで、垢などが皮脂の …