アテローム

アテロームの手術

   

アテロームとは、粉瘤(ふんりゅう)のことをさしますが、本来は自然に皮膚から剥げ落ちるはずの垢(角質)や、皮膚の脂(皮脂)が剥げ落ちずに、袋の中にたまってしまうことによってできる腫瘍のことをいいます。腫瘍といいましても良性のものなので、あまり心配することはありません。

アテロームは時間の経過とともに大きくなる

この袋にたまった角質や皮脂は外に出られず、どんどんたまっていくので時間の経過とともに少しずつではありますが大きくなっていきます。最初は小さくて数ミリ程度で、ニキビのようにも見えますが真ん中に黒い点(おへそ)があるのでニキビとの違いに気付くでしょう。また脂肪の塊と誤解する人も多いようですが、受診すると医師はその違いがわかるようです。

アテロームの手術はどのような手術方法?

アテロームは良性の腫瘍なので、必ずしも切除する必要はありませんが、放置することで大きくなりますし、炎症を起こすこともあるので早めに切除すると良いでしょう。
腫瘍が小さいうちに切除する方が手術の費用も、また体への負担も軽く済みます。

さて手術法ですが、「へそ抜き(くり抜き法)」という簡単な方法があります。
これは、表面の皮膚の切開を最小限にし、皮膚の下のアテロームのみを摘出することが可能な方法なので、皮膚の傷跡も小さく目立たなくできます。

巨大なものですと入院が必要な場合もありますが、小さなものでしたら局所麻酔で日帰り手術も可能となります。アテロームの大きさやその他の状況により異なりますが、状態がよければ手術当日から入浴(シャワー)が許可される場合もあるようです。手術と聞くと大変なことを想像されがちですが、アテロームの手術は日帰りで当日に入浴の許可も出るという難しいものではないということです。もちろんアテロームが大きいものですと入院手術にもなりますし、入浴の許可も下りない場合もありますので、一概には言えませんが、小さなうちならば、難しいものではないということです。

切除するかは自由

ここでは、アテロームの手術について書いてきましたが、難しいものではないので切除する方がいいと思われますが、良性腫瘍なので切除するか、しないかはご自身で決めることができます。

しかし繰り返しになりますが、放置することで大きくなりますし、炎症を起こすと痛みも伴いますし、抗生物質の内服をすることもあります。将来的に切除をすることを考慮すると小さいうちに切除する方がいいかと思われます。

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